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2019.05.26 Sunday

COMITIAでシェアゲームを売ってみた記録 ダウンロードカード編

COMITIA128に行くために、concaさんでDLカードを作った記録です。
※この記事の内容は2019/05/26時点のものであり、また、書いているのは私です。

よって、間違いが含まれる可能性があります。

※2020/03/06 追記:ダウンロード解析、コメントフォームは0.3mmのみ有料となっていたので、記述を追記しました。

 

●COMITIAでゲームを売ることにしました。

自分でCDを手焼きする方法も考えましたが、私の単純作業のエラー率では焼き損ねて虚無を売ってしまう可能性があります。

一枚一枚、動作確認するにも自信がありません。

全てがめんどくさくなったので、お金の力で解決することにしました。
頼ったサービスはconcaさんです。

 

conca

 

 

ゲーム conca DLカード 作り方 地獄編と天獄編

(昆布がないと開発できない 様)

 

注文にあたり、こちらのブログの記事を大いに参考にさせていただきました(ありがとうございます)。

こちらの方は、concaさんでシリアルコードのみを購入して自力でDLカードを製作されています。

私の力では人為的エラーが発生することが察せられたため、すべてを業者さんにぶん投げました。

 

ほーむorすばら3のほーむ部分、ほーむorあうぇいのあきらさんは名刺を印刷し、無料のサービスでシリアルコードを生成してテプラで自力でダウンロードコードを貼り付けていました。

 

●DLカード販売の良いところ
・データの差し替えが簡単
カードを印刷した後でもデータの差し替えが可能なので、締め切りが延びます

イベントの直前まで限界デバックを行うことができます(※危険ですので、真似しないでください)。
また、インターネットを通じてデータを持ってくるのが前提なので、アップデートが気持ち簡単な気がします。

 

concaさんでは、ユーザーさんがダウンロードするときにメールアドレスを登録するサービスがあるのですが、そうするとアップデートの翌日に告知してもらえるようです。

翌日に、というのが良くて、「あ、readmeがちょっと1文抜けてたな……付け足したいな……」って時とか、ミスったときとかに2、3回ちょこちょこデータを更新していても通知が1回で済むので助かる、ような気がします。
実際、私のところに通知が来ているわけではないので推測です。

 

●悪いところ(かもしれないところ)
・お金がかかる
私の場合は、最低限必要だと思ったオプションだけつけて一番薄いカードにしたので、全部で1万円ちょっとかな……。
恥ずかしながらスケジュール調整をミスって、ゴールデンウィークの長いお休みを営業日に見込んでなかったので少し高くつきました。
最低部数の20部であれば6000円代でいけるんじゃないだろうか。

でも個人的に目隠しシールオプションは欲しいので、送料込みで7000円くらいですかね!
そうすると1枚当たりDLカード費用が350円くらいになるので、ちょっと価格を上げにくいミニゲームは作りづらいかな……。

イベント代、遠征費など乗っけていくならさすがにこの価格も変わっていくのでしょうけれど、なにか手元に残るものが欲しいって時は選択肢に入るんじゃないでしょうか。

テンションはかなり上がります。

 

自分の人件費を充てるならばもう少し安く仕上がります(あきらさん参考)。

 

・あんまり売れないかもしれない
イベントでは現物が好まれる傾向があると聞きます。
実際どうだかはよくわかりませんが、イベント後、通販とDL販売をしていますが(通販は送料がかかるけどゲーム本体は同じ価格で売っています)、DL販売のほうが販売数が多いです。

ただ、私の場合だと、ぶらっと来た人が、見た目でぴんと来て知らない人間の面白いかもわからないゲームを買ってくださるかというと、そういうことはほとんどないと思うので、これについては考えていませんでした。

音楽とかだとねぇ〜、もうちょっと、視聴して「あ! いいかも!」と思うかもしれないし、

デモ機を用意して置いたら「買おう!」ってなるかもしれませんが。

イラストは滅茶苦茶良いと自信をもって言えますが、分岐ノベルですし、試遊できるものもありませんしね。


実際、ゲームを買ってくださったのはお知り合いの方が多かったように思います。

ありがたいことですね!
この辺はかなりサークルさんで違いがありそうです。

 

●concaさんに依頼する
とりあえず、無料サンプルを注文してみました。

 

 

左が台紙、右上が目隠しシール、3枚のカードがサンプルです。

カードの厚みは0.3mm、 0.5mm、 0.7mmがあります。

 

台紙はしっかりした厚紙です。

 

カードはぶ厚ければぶ厚いほど高いのですが、プラスチックのカードなので、0.3mmでも違和感ないなあ、という感じです。

体感で0.3mmだとぺらぺらしたポイントカードみたいな感じで、

0.7mmはSuicaと同じくらいかなあという気がします(材質は違うと思います)。

0.5mmはその中間くらいです。

 

私は初めてなので、0.3mmで注文しました。

 

貰ったコードを使ってファイルのアップロードとダウンロードの確認が可能です。

無料サンプルのやつはダウンロード期限が結構短いので試すときは注意してね! 
 

ところでconcaさんは配送物の雰囲気が黒で統一されていて、高級感があってかなり良いです。

 

サンプルセットは真っ黒の封筒で届いたんですが、
シンプルな企業ロゴの箔押しで、本当にきれいなんですよ。

 

サンプルセットを頼むだけでにやにやできると思います。たのしい。

 

●カードのデザインを作る

これは一番大事なことですが、coconalaさんでruderさんに立ち絵を頼みます。

 

ゲーム・TRPG・小説用などデザインから作成します キャラクター立ち絵イラスト・デザイン作成承ります

 

いや、でもほんとに、絵が書けないので、サークルカットから、DLカードから、ruderさんの絵のおかげで本当に助かりました。

あと、あきらさんに作っていただいたロゴのおかげでだいぶサマになっていると思います。

 

 

まず台紙をダウンロードして、適当にGIMP(フリーソフト)で開きます。

 

いただいたラフと立ち絵を組み合わせてデザインします。

 

ゲームの立ち絵とラフを使用しているので、本来は印刷用の解像度ではないのですが、

1000pxくらいあるので、DLカードくらいだったら何とかなる気がしました。

何かの間違いでゲームがすっごく売れたら、高解像度の全身立ち絵を描いてもらってファンブックでも作るか……。

 

concaさんのwebアップローダーで入稿。

 

文字は切れるとまずいので、印刷範囲内に収まるようにしています。

 

●(余談)DLカードとしてだけではなく、ファングッズ+DLカードにするのはどうだろう

0.7mmのサンプルカードは結構しっかりしているので、眺めながら思ったんですが、

これで作中の架空の組織の社員証や、会員証や、キャラクターの学生証や、架空世界の保険証風とか、

そんなカードを作ったら面白いんじゃないかな!?

 

と思いましたが、もうすでに世の中にあるでしょうね。楽しいんじゃないかなと思います。

 

●見積もりを眺めながら、必要な有料オプションを検討する

・カードデザイン追加

1種類につき1000円、最大4種類追加できるみたいです。

私のゲームには基本キャラクターが4人いるので、40枚刷って1枚1枚違うキャラクターに、へへへ……。

という妄想をしながら見送りました。

 

工数がかさむのと、費用がかさむのと、

何より私はみんな好きなのに誰か一人だけ売れ残ったら寂しいじゃないですか!

何かの間違いでゲームがすっごく売れたら検討することにしましょう。

 

・目隠しシール

これはサンプルセットを貰って外せないと思ったオプションです。

なくても平気っちゃ平気かもしれませんが、うっかり写真を撮ってコードが映りこんでいたりしたら大変ですからね!

このシールは、手で貼る必要があります。

ただし切れ込みがすでに入っている状態なので、本当に貼るだけです。

 

COMITIA直前に「未読スキップ」をかけて全ルート通れるかデバッグしながら、待ち時間でちまちま貼っていました。

私のゲームに「次の選択肢までスキップ」があったら、シールを貼る時間がなかったかもしれません。

 

・カード台紙

concaさんのサンプルとコンビニでマネー系のカードをざっと見た感じ、

台紙は一色にして、シンプルにロゴだけ置いたらかっこいいな……と思い、今回は見送りました。
私がDLカードを作ったのは、ruderさんに描いてもらった絵の面積を増やしたかっただけだからです。

でもあると非常にサマになると思います。

フックで棚にかけておけたらかっこいいでしょうね。

こちらも、何かの間違いで滅茶苦茶売れたら検討することにしましょう。

 

・配信ファイル数追加

1ファイルしかダメなのお!? title.jpgで終わっちゃうんじゃないの!?

やっぱり罠なんだ! 個人がDLカードなんて作っちゃいけなかったんだ!

これでべらぼうに高い金をとられるんだ!

 

大丈夫です。zipも1ファイルです。

これは楽曲や動画を、DLさせずに、そのまま視聴させたり、配信したい人向けのサービスのようです。

 

・配信ファイル容量増加

やっぱり罠だったんだ! これで滅茶苦茶に追加料金を取られるんだ!

ああ、個人でDLカードなんて作っちゃいけないんだ!

 

大丈夫です。512MBまでは無料です。

おそるおそるゲーム本体の重さをはかりました。

完成していなかったけれど、圧縮前でたしか150MBくらい。

ゲーム制作の途中で気が狂って動画PVを撮り始めない限りは十分でしょう。

あとから追加もできるので、たとえ気が狂ったとしてもイベントには出られます。

 

たぶんデフォルトで1.0GBになっているので、必要がなければ512MBにするのを忘れないでね!

 

・ダウンロード解析

このサービスは物理カードを注文すると無料でついてきます。

追記:0.3mmカードだと有料になりました。

ダウンロードされた数がグラフになって出てきます。

私は、「買ってくださった人、実在……するんだな……」と日々を噛み締めるために使っています。

 

・コメントフォーム

1人1回までコメントを入力してもらえます。

このサービスも、物理カードを注文すると無料でついてきます。

追記:0.3mmカードだと有料になりました。

何気なくあるからつけておこう、と思ったけれど、これでご感想をいただけてとってもうれしかった……。

 

・お知らせメール

このサービスは物理カードを注文すると無料でついてきます。

これはユーザーさんがメールアドレスを登録して、

アップデートとか、期限切れが迫ったときに勝手に通知してくれる仕組みのようです。

 

カードの製作者にはこれで登録していただいたみなさんのメールアドレスがわからないので、助かってます。

わかっちゃったら取り扱い、注意しなきゃいけないものね……!

 

・QRコード簡単アクセス

これはQRコードを読み込むとすぐにダウンロードページに行けるようにするサービスですが、私には必要ありません。

私のゲームはPC向けゲームで、PCで通常QRコードを読み込むことはないでしょう。

 

・スピード製作

通常の10営業日製作よりも日付を早めて作ってもらえます。

GWで営業日が狂うことを忘れていて5営業日プランになってしまいました。くっ……。

 

台紙が注文できなくなるのと、コンビニ払いが使用できなくなることにご注意ください。

 

・ほか、DL期限

512MBだと、有効期限を3年にしても価格が変わらなかったので、期限は3年です。

在庫をちょっと持っておいて、これからじわじわ売ると楽しいかと思ったので長くしました。

 

アップデートが3年の間しかできないのかというと、ティラノスクリプトではパッチファイルなんてものが作れるので、たぶん、サイトでパッチファイルだけを置いたら、もっともっと行けます。

 

●注文するとあとは不思議な力で何とかなる


届いてびっくりしたのですが、段ボールの中に、さらにかなり上等な紙箱に入っています。

PP袋は持って行きましたが、イベント搬入時にはこの箱をスーツケースに放り込んで持って行きました。

 

 

仕切りが付いていて、片方にDLカード、もう片方に余部が入っています。

 

 

何とかなる。

 

余部は3部あり、2枚がシリアルコード付き、1枚が何もなしのカードです。

何も書いていないカードはどこに置いておいても大丈夫なので展示用にします。

 

ブランクカードを展示して私のものとし、

1枚をロゴやデバッグや作業中の宣言を聞いてくださったあきらさんに、

1枚を絵を描いてくださったruderさんに押し付けて、ちょうどいい感じです。

 

ただ、私もダウンロードの確認がしたいので、もう一枚自分用にとっておいてあります。

あとは通販の事故のために余計な在庫がちょっとあります。

 

●ファイルをアップロードする

ゲームが出来たらzipにまとめて、concaさんのマイページにログインします。

左側の「制作注文一覧」から注文したカードを選んで、「注文の詳細」をクリック。

配信ファイルをクリックして、説明書きを書いて、「配信セット」。

審査などはないので、登録すると基本すぐ反映されます(時間がかかる場合もあるようです)。


以上、DLカードの作り方(業者にぶん投げる)でした。

ruderさんのイラストを載せるために作ったDLカードはBOOTHさんでお通販していますが、のんびりイベントに持って行ったりする予定です。

 

次回はDLsiteについても書いてみたいなあ!