2020.09.16 Wednesday

国会図書館に自分の同人誌を納めてきました

金で爵位を買ったり、月の土地が買えたり、献血を繰り返していると表彰されたりとか、世の中にはいろいろな寄り道があります。

もしも人生がSteamで配信されているのであれば、右下にとってつけたような実績がPOPしていることでしょう。

「月の支配者……あなたは月の土地を買った!」なんてね。

やんなくてもいいし、やっても別に得はないけど、人によってはちょっとうれしい寄り道です。

 

そのうちの一つが国会図書館への納本ではないでしょうか。

 

 

というわけで、国会図書館に同人誌を収めました。

そのうち国会図書館ですばら3の本が読めますよ!

(NDLオンラインではなくて国会図書館サーチで探すと出てくる)

というと大げさでなんかすごそうですが、実のところ国会図書館は「なんでも」、本気で、出版物なら「なんでも」確保、収容、保護するところですので、別に審査があって内容ではじかれるとか、そういうことはありません。

 

国立国会図書館のQ&Aに、

”ただし、ホチキス留めなど簡易綴じのもの、広く一般に公開することに支障があるものなどは、納本の対象とはなりません。”

”書店で一般に頒布される出版物、通常の自費出版物等については、100部刊行されていることを基準とします。”

とありますので、コピー本、あんまり一般に公開したくない秘密が書いてある本、100部以下の本は対象とならなさそうですが……。

それ以外であれば、99.99%収容されると思います。

(https://www.ndl.go.jp/jp/collect/deposit/qa05.html

ねっ。国会図書館に本を弾かれるよりラクダが針の穴を通る方が優しそうですよ。

 

人生の寄り道とは申しましたが、上記のような一部の例外を除いて、納本は義務です。

国立国会図書館法には、正当な理由なく本を納めなかったときは、出版物の小売価格の5倍に相当する金額以下の過料に処せられるとの規定があります。ひええ。

ただし、現在まで一度も適用されたことはないそうなので、どっちかといえばちゃんとするべきは税務署に対してになるでしょう。

 

というわけで、国会図書館に本を納めるのは楽しいぞ!

 

申請すれば本の半額+送料にあたる代償金をもらえるそうですが、電話による事前連絡が必要とのことで、めんどくさかったので断念しました。

こっちについては多少〜〜〜〜……合理的なんかがあるかもですね。でもまあ、常識的な範囲であればそんなに要件は厳しくないでしょう……。

 

納本するための本については余部から出したのでいくらでもなんですが、意外と送料がかかったので、もらっておいてもよかったかもしれない。

 

お手持ちにご自分の本がある方は、ぜひとも一度納本をされてみてはいかがでしょうか。

 

受領書が欲しい場合は宛先のメモを添えて送ってくれとのことだったので、お手紙用の小さなメモを入れておいたらしっかり受領書をくれました。

ほんとうに、ただ送るだけです。

 

なお、収蔵する際にはカバーやオビを廃棄するそうですので、気合入れた一冊を後世に残したいという場合はこのあたりを考えておくとよさそうです。

 

この世に確かなものなんて何一つありません。いつ自宅がなくなってしまうかもわからない。

来たるべきポストアポカリプスに備えて分霊箱を作っておくのはいかが?

 

ところで、納本は書籍に限った話ではありません。

 

”原則として、頒布を目的として相当部数作成されたすべての出版物です。図書、雑誌・新聞だけでなく、CD、DVD、ブルーレイ、レコード、楽譜、地図なども対象となります。”

 

ゲームソフトですら納めることができます!

 

あと、さりげなく。さりげなく技術書典9に出ております。

ほんとはWindows環境構築本を出したかったんですが別の場所で電子書籍を売るとKindleUnlimitedできなくなっちゃうので一冊書きました。

PythonのPyAutoGuiを使って自作ゲームをプレイさせてみる

大げさなタイトルですが、やっていることは「Python入れて冒4を起動してぽちっと「はじめから」を押させる」ということだけです。まあ、別プロセスのプログラムを外からぽちぽち操作するやり方の、入り口の入り口……くらいですね!

かもかてのオートレハト試行日記は二次創作色が強いので物理書籍でひっそりやりたいです。

2月のさぼしきオンリーと合わせて作れたら良いな……。

エンディングコンプはさすがに無理そうですが、ほどほどのところで切り上げて。グレオニー友情くらいまでか。

タナッセさんのエンディング何か開けられるかなあ……。

 

 

DLsiteさんから「ハロー。最近作品登録されてないけど元気?」って感じのメールが来たので頑張ろうと思います。

2020.08.06 Thursday

弟がMinecraftで誕生日をお祝いしてくれました

弟が誕生日を祝ってくれるというので、

私はのこのことMinecraftに行きました。

 

サーバーに招待されたところで現れたのは、無機質な白い部屋でした。

おやおや、パーティー会場かな?

 

弟「ガラス割れる?」

私「割っていいのかい?」

弟「割れなければOKです」

 

どうやら控え室のようだ。

 

弟「準備ができました。扉を開けて入ってきてください」

私「はーい」

 

*おおっと、テレポート*

 

 

弟「罠にかかったみたいだね」

私「ここから出してくれ!」

 

弟「これからあるなしクイズを3問出します。時間制限に伴って足場がなくなっていきます」

 

■一問目(初級編)

 

 

【ある】   【なし】

おとな  こども

にんげん ゾンビ

 

おとなにあるが、こどもにない。

迫るマグマ。消えていく足場。

大人とは。子供とは。私の頭の中をいくつもの哲学的な問いが渦巻いていく。

暫くすると、追加のヒントが与えられた。

にんげんにあるが、ゾンビにはない。

「人権?」足下をマグマに照らされているせいか、絶対違う答えが喉元まで出かかったが、なんとかこらえる。

 

【ある】   【なし】

かえん      れいき

ゆらい      なづけ……。

 

弟「漢字に直すといいですよ」

 

なんとなく漢字に直すということには気がついていたが、決定打がない。

ふと。

 

私「左右対称?」

弟「正解」

 

 

第一の扉は開かれた。思った以上に時間を使ってしまった。

横を見ると、弟がレバーを操作しているのが見える。

 

 

■二問目(中級編)

 

【ある】   【なし】

作業台  金床

チェスト エンダーチェスト

 

次の出題はマイクラで見慣れた言葉が並ぶ。

作業台にはある、金床にはない。

チェストにはある、エンダーチェストにはない。

困ったことに、私はエンダーチェストというのを見たことがなかった。

 

【ある】             【なし】

ブレイズロッド  エンダーパール

溶岩                  水

 

ブレイズロッド、エンダーパール。 ……。

溶岩にあって、水にない。

レシピの配置だろうか?いや……。

 

【ある】   【なし】

弓          矢

羊毛         コンクリート

弓、矢。 まだわからない。

羊毛、コンクリート。

コンクリート? 見たことはないが、イメージはつく。

頑丈で、きっと石みたいな建材だ。 ……。

そういえば、羊毛で白い家を作ろうとして、見事に燃えたことがあったっけ。

 

私「燃える、燃えない?」

弟「正解」

 

扉が開いた。なんとか威厳は保てたようだ。

クイズは3問、あと1問だ。冷や汗がにじむ。

 

■三問目(上級編)

猶予はあとどのくらい遺されているのだろうか。

後ろを振り返る勇気はなかった。

たぶん、時間を使いすぎている。

正解したら最速で扉をくぐらなくてはならない。

 

【ある】   【なし】

銀             金

床             天井

 

「ガチャ?」 浮かんだ答えを口に出さないだけの判断力は備わっていた。多分もうちょっとちゃんと解ける。

 

 

【ある】   【なし】

銀             金

床             天井

熱             水


「この問題はくっつき問題です」と、大ヒントだ。 つまり「日、水、砂」ときたら「時計」といったように隠された語句の規則性を当てる問題だ。

 

【ある】   【なし】

銀             金

床             天井

熱             水

薬             毒

琴             三味線

 

水薬? 火薬?

……木琴。曜日かと思ったが、違う。頭が真っ白になっていく。

 

 

「この問題は自力で考えたいからもう少し待って」と命乞いをした矢先だった。

床が消え、マグマにダイブして、……やられた! ……まだ生きてる!

マグマに見えたのは1タイルだけで、その下には水があったのだ。

 

弟「デスゲームとはいってませんよね」

 

地下には、救済用迷路があった。

行き止まりは2手に別れており、看板を読むと、右だとか左だとかの指示があった。

 

 

しばらく素直に看板の指示に従っていたが、奈落の底に落ちそうな道が途切れている。

 

迷った末、足を踏み出す。

 

……。

透明な足場があった。

 

出口が見えてきた。

 

お誕生日パーティー会場らしき場所へとついた。

 

私「そうか、惑星か……」

 

花火を見上げながら、私は先ほどのクイズの答えに至った。

水金地火木……。

水銀、金床、地熱、火薬、木琴、というわけだ。

 

〜おまけ〜

 

「一緒にケーキを食べようよ」と誘ったが、

二人とも、おなかがすかなくて食べられなかった。

ダメージ床を置いてもらって、

ダメージを受けて回復、ケーキ。

ダメージを受けて回復、ケーキ。

なるほど、美味しいものを食べるためには危険を冒さないといけないわけだ。

2020.08.06 Thursday

すばらカート64

5月末ごろ、キャリーカートを購入していました。

折りたたみ式のちょっとした台車です。

イベントも中止になりっぱなしで、しばらく使う機会はないだろうと思っていたのですが、

ちょうど、みちのくCOMITIAとElysianで荷物を発送しなければならなかったため、委託物の搬出に使用する機会がありました。

使ってみたくてうずうずしていたんだろうと言われればその通りです。

 

使ってみた結果、カートを使用しても人間の積載量の上限は変わらないということがわかりました。

なんてことのない段差であろうとも、横転しそうなときは自力で持ち上げなくてはなりません。

そうなると私が持ち上げられる限界≒カートの積載量になります。

これがあれば何もかも上手くいくような幻想に囚われていましたが、

カートは決して外付けパワードスーツではないということがわかりました。

どうやら、カートというものは、積載量を大幅にプラスするものではなくスタミナの減少値を低下させるもののようです。

とはいえ、手で20冊近くの書籍を運ぶのはつらいので、地面でゴロゴロと転がせるのは嬉しいところですけれど。

 

最大で2箱いけそうでしたが、2箱を重ねると重心が高いところに来ます。

横転した衝撃で、段ボールが決壊しかけました(しました)。

がっつり紐で固定してしまえば危険度は減るでしょうが、やはり、倒れて中身をぶちまけることを考えると1箱が無難ですね。

 

ただ静止しているものを運ぶだけでこれなので、

ベビーカーを押している人はかなり大変だということがわかりました。

人に優しくありたいものです。

2020.07.08 Wednesday

ゲームのスクリーンショットをとって文字起こしするプログラム

ゲーム制作がぜんぜん進みません。

代わりにツール作ってました。

 

ふきだし(GitHub)

 

プログラムの起動中に[Ctrl]+[SPACE]で一番前面のアクティブなウィンドウを捕まえて、

[Ctrl]+[ALT]で指定範囲をスクリーンショット、

Tesseract OCRで日本語解析してテキスト出力するプログラムです。

 

テキスト解析はしますが、指定したキーを押したらスクショが時系列順にとれたりするので、

ひたすらセリフをメモりたい、というときに便利かもしれません。

ツクール系はフォントが特徴的だからか精度がさっぱりでした。

 

 

えーっと、Pythonファイルってどうやって配布するんだろうか。

 

精度もいまいちだし(※おそらく画像の処理とパラメータ設定次第でもうちょっとましになる)、

Tesseract OCR入れたりPython環境が必要だったり、

導入がめんどくさいので気軽に試すにはちょっとおすすめしませんが、

いちおう、奇特な人がいるかもしれませんし、

そのうちちゃんと導入方法を書いておいておくかもしれません。そのうち。

 

いつか海外の方が日本語を必死に読むときの助けになるだろうか?

(それは私が英語のゲームをやるときかもしれない)。

 

これは公開しても大丈夫そうだと思ったので、

GitHubにもちょいちょい履歴をためておくか、と思ってパブリックのリポジトリ作ってみました。

もしお心得のある方は気軽にプルリクなどしてください。

お心得のない方は私を直接揺すってください。

 

 

あとは、字書き向けWindows本の書籍版を出そうと奮闘中です。

大筋にかわりはないんですけれど、ちょっとずつ修正したり書き足したりモノクロでの出力を見たりしています。

どうせだから、あとでKindle版のほうも版あげしてやりたいところですね。

本棚から商業本を引っ張り出してきて、最後のページをそれらしくしてみました。

 

追記:奥付けはページ数入れないよ!と教えてもらって直してきました。

中扉と奥付設定があった!助かります!

 

ゲームは分かりませんが、Windows環境構築本の次の本はおそらく『Pythonかもかて自動化本』になりそうです。

2020.06.14 Sunday

どげざ2019お疲れさまでした!

「冒険者4人が挑む愚者の石」が熱部門、爆笑部門にノミネートされていました。
受賞はしませんでしたが、それでも人の口から冒4の単語が出てくることに衝撃を受けます。
私の作ったものが、人の世界に、ちゃんと認識されて、存在している……!
わりとうっすら実在を疑っているので……、いつも信じられない気持ちになります。
素敵な機会をありがとうございました。

 

あっそうだ、どげざには年齢制限のかかったゲームも混じるので、もうちょっと告知の時にお知らせしておけばよかったと後悔しています。
冒4は乙女ゲー周りだったから年齢制限のあるエロゲと発表順が近かったこともあって、

もしびっくりさせてしまったらすみません!

 

ああ〜、思い返せばあれをやってよけばよかった、これをやっておけばと思うことばかりで、ほかの人たちのコメントを聞いていると、すごくどうでもいいコメントを残してしまった気がします。
もっとちゃんと、せめてちゃんと! もうちょっとなんか、書けばよかった……!
基本的に大勢の前でしゃべるのが苦手です。
それというのも、前に立つとなんか、自意識がむくむくと頭をもたげてきて、面白いことをひとつは言わなければいけない気がしてくるためです。お、お恥ずかしい。

 

いったい私は何を作りたいのでしょう。
ちゃんと言葉にしてみると……なんでしょうね……ひとつには、私は乙女ゲームや恋愛ものが大好きなんですが、一昔前のテンプレートではどうしても倫理観が合わないことが多くて、そこをなんとかアップデートして、自分の味付けでやってみたかったということでしょうか。

割と「好きだから」という理由で、他者に介入して、ひとのふるまいを変えたりさせるようなことは傲慢だと思っているタイプで、もちろんそれが必要なときは絶対にあるけれど、少なくとも全面的に肯定されるものではないと考えています。
そこには自覚的であるか、あるいはキャラクターとしては自覚していないキャラクターでも、世界としては認識していてほしい、と思って作っています。
うーん、ヘリオンなんか顕著でしょうか。他者への手助けにためらいがないのは、一面としては彼の傲慢さの表れでもあります。
ギルダインはまったく気にせずぐにゃぐにゃ自分を変えていますが、割と不幸になりがちな一因はそのへんにあるのではないでしょうか。
アーテルは……。うん……。
たぶん、ミトラははやいとこファーストの呪縛を脱出して、じぶんを確立して自立するべきです。誰かを好きになる前に。